チェルシーのカンテ photo/Getty Images
ダブルボランチが1つのカギ
今夏にティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエク、カイ・ハフェルツら実力者を加えたチェルシーは、明らかに前線がストロングポイントになっている。
今挙げた3人に加え、昨季後半戦より波に乗ってきたクリスティアン・プリシッチも活かしたい。
となれば、システムは[4-2-3-1]が妥当な選択となるだろう。右にツィエク、左にプリシッチ、トップ下にハフェルツ、最前線にヴェルナーの並びはしっくりくる。
もちろんこの4人が何を見せてくれるのかも注目なのだが、もう1つ気になるポイントがある。
それはMFエンゴロ・カンテの立ち位置だ。カンテは世界を代表する潰し屋MFだが、ここ2シーズンはチェルシーで少し迷走したところがある。
マウリツィオ・サッリ体制ではインサイドハーフを任され、攻撃に顔を出す仕事も求められるようになった。それに上手く対応できていたところもあったが、カンテの能力を最大限活かせていないのではないかとの指摘も多かった。
英『90min』も、カンテはインサイドハーフやアンカーの選手ではないと主張する。能力を最大限活かせるのは、ダブルボランチの一角を任せた時だ。
レスター・シティでも、アントニオ・コンテ体制のチェルシーでも、カンテはダブルボランチの一角としてハイパフォーマンスを維持してきた。そのカンテにとって、今季チェルシーが[4-2-3-1]で固定してくれればメリットは大きいはず。
開幕節のブライトン戦も感触はよかった。
元よりプリシッチら4枚を前線に並べるのは攻撃的すぎる部分があり、今こそカンテの守備能力をフル活用する時だ。
新戦力に加え、カンテが最高の守備的MFとして本来の輝きを放つかどうかにも注目していくべきだろう。

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