フランス代表のヴァラン photo/Getty Images
3、4組はトップレベルのコンビを作れる
2018ロシアワールドカップを制したフランス代表において、1番のストロングポイントと言えるのがセンターバックの選手層だ。ここは他の強豪国では歯が立たないほどの層の厚さを誇る。
今回の代表マッチウィークではラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)、プレスネル・キンペンベ(パリ・サンジェルマン)、ダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ)、クルト・ズマ(チェルシー)、クレマン・ラングレ(バルセロナ)、サイドバックもこなせるバンジャマン・パヴァール(バイエルン)、リュカ・エルナンデス(バイエルン)を招集している。
このうち来夏のEURO2020が安泰と言えるのはレアルのヴァランくらいで、まだまだサバイバルは続く。各国代表と比較しても、ここまでセンターバックのメンバー争いが激しいチームは存在しないだろう。フランス人センターバックだけで3、4組はトップレベルのコンビを作れるほどの選手層だ。
ライプツィヒのウパメカノ photo/Getty Images
クラブでの状況次第だが、ロシアワールドカップ優勝メンバーのサミュエル・ウムティティ(バルセロナ)、この1年での成長が期待される21歳のダン・アクセル・ザガドゥ(ドルトムント)、同じく21歳のイブラヒム・コナテ(ライプツィヒ)にジュール・クンデ(セビージャ)、NEXTヴァランとも期待される19歳のブノワ・バディアシル(モナコ)らも確かな実力を持っている。
代表監督ディディエ・デシャンの好み次第だが、マンチェスター・シティDFアイメリック・ラポルテも忘れてはならない。レフティーのセンターバックとしてはワールドクラスの実力者だ。
さらに英『Squawka』はチェルシーにフリーで移籍し、今季はFCポルトにレンタル移籍しているマラング・サール(21歳)、ビッグクラブの注目を集めるストラスブールのモハメド・シマカン(20歳)、レスター・シティなどが目をつけているとされるサンテティエンヌのウェスレイ・フォファナ(20歳)、ポテンシャルは確かと評価するベンフィカ所属のジーン・クレア・トディボ(20歳)のことも注目株としてリストアップしている。
いったいどの組み合わせがベストなのかデシャンも迷うはずで、試したいセンターバックが多すぎる。ひとまず来夏のEURO2020ではヴァランの相棒の座を巡ってバトルが起こると予想されるが、ここからデシャンに猛アピールするのは誰か。羨ましすぎる悩みがフランスには広がっている。

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