デンマーク戦ではマグワイアが退場に photo/Getty Images
イングランド代表でもまずいプレイ
8000万ポンドもの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加わったセンターバックに逆風が吹き荒れている。
昨夏レスター・シティからマンUへ移籍したDFハリー・マグワイアである。
今季も開幕からマグワイアには不安定なところがあり、チームも開幕から3試合で11失点も喫している。そんなマグワイアにとってさらなる悪夢となったのが、14日のデンマーク代表戦だ。
イングランド代表はUEFAネーションズリーグでデンマークと対戦し、最終ラインの要であるマグワイアも先発出場を果たした。
ところが、マグワイアは前半31分という早い時間で退場処分を受けてしまった。それも明らかに不要なタックルでの退場劇で、マグワイアのミスと言うしかない。
イングランドはその4分後にPKからクリスティアン・エリクセンに得点を許し、そのまま0-1で敗れてしまった。退場者が出た直後に失点したこともあり、マグワイアの印象はさらに悪くなってしまった。
英『Manchester Evening News』によれば、マンUサポーターからもマグワイアに厳しい意見が飛んでいるという。マンUは代表マッチウィーク明けの17日にニューカッスルと対戦するが、そこでマグワイアの先発を望まないサポーターが出てきているようなのだ。
「マグワイアは明らかな悪夢だ。ニューカッスル戦で彼を起用する道はない。トゥアンゼベを出すべき」
「良くないタッチにファウル、レッドカード。
「ニューカッスル戦ではベンチが妥当だ」
マグワイアはマンUへ加入する際の移籍金が高額だったこともあり、昨季より厳しい視線が向けられている。リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクにかかった移籍金が7500万ポンドだったため、8000万ポンドで移籍したマグワイアにはファン・ダイク級のパフォーマンスが求められているのだ。
まだ金額に見合うパフォーマンスは見せられていないが、マグワイアはマンUとイングランド代表サポーターの信頼を取り戻していけるのか。今はやや厳しい状況となっている。