止められないルカク&ラウタロ photo/Getty Images
タイプが違うからこそ相性が良い
絶対王者ユヴェントスをも捕まえんとする勢いを放つインテルでは、恐怖の2トップが力を存分に発揮している。
パワーと高さを武器とするロメル・ルカクと、ゴール前の得点感覚やテクニックに優れるラウタロ・マルティネスのコンビだ。
タイプが違う両者は相性が良く、2人だけで相手の守備を崩すシーンもしばしば見られる。インテルがセリエAを制するためにはこのコンビが爆発し続けるしかない。
伊『Sky Sport Italia』によると、かつてミランで活躍したFWのマルコ・シモーネ氏もこのコンビを絶賛する。自身がかつてミランで一緒にプレイしたリベリアの怪人ジョージ・ウェア氏と重ねているのだ。
「彼らはフィジカル、テクニックのレベルで完璧なコンビだね。比較する意味はないが、私とウェアに似ているよ」
ルカクがスペースを作り、そこにラウタロが飛び込むパターンも当たり前の光景となってきた。
ルカクは今季開幕から3試合で3得点、ラウタロの方も3試合で3得点と、このコンビはスタートから絶好調だ。
17日にはミランとのミラノ・ダービーが控えている。3連勝と波に乗るミランを止めなければならないが、インテルは優勝候補の実力を見せられるか。