日本代表の吉田麻也 photo/Getty Images
センターバックが担当するのは珍しいが……
以前の日本代表には遠藤保仁、中村俊輔、本田圭佑など世界的に評価されるキッカーが揃っており、セットプレイも重要な得点源だった。
しかし、今のチームにはキッカーが不足している。
そんな中、密かに評価を高めているのがDF吉田麻也のキックだ。センターバックながら足下の技術にも定評がある吉田は、13日のパナマ代表戦でも終盤に直接フリーキックを担当。枠には飛ばなかったが、非常に惜しいボールを蹴っていた。
センターバックがフリーキックから直接ゴールを狙うのは珍しいケースとも言えるが、今の日本代表では最も精度が高いと信頼されているのだろう。そのうち吉田のフリーキックがネットに突き刺さる場面を目にすることになるかもしれない。
伊『Sampnews24』は、サンプドリアでも吉田がフリーキックのキッカー候補者だと取り上げている。
イタリアでも吉田のキック精度は評価されているようで、パナマ戦のフリーキックも惜しかったと取り上げられている。サンプドリアではMFアントニオ・カンドレーヴァ、FWガストン・ラミレスに代わるキッカー候補と考えられているようだ。
セットプレイも器用にこなすところが吉田の強みでもあり、サンプドリアでも中心選手となりつつある。守備だけでなく、攻撃面でも吉田にかかる期待は大きい。