ユヴェントスでも結果を残すモラタ photo/Getty Images
ユヴェントスで迎える勝負のシーズン
アンス・ファティやフェラン・トーレスなどスペイン代表では高い実力を備えた若い若手アタッカーが出てきているが、来夏のEURO2020制覇へ純粋なセンターフォワードも必要だ。
ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレスが去ってからのスペインはセンターフォワード探しに苦労してきたところがあり、豪華な中盤に比べて最前線は層が薄かった。
EURO2020でも誰が最前線からチームを引っ張るのか気になるところだが、期待がかかる選手の1人が今夏ユヴェントスに復帰した28歳のFWアルバロ・モラタだ。
モラタはチェルシー、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、ユヴェントスと欧州各国のビッグクラブでプレイしてきたが、代表戦の方ではそこまで目立った働きができていない。
4年前のEURO2016では3得点を挙げたものの、ベスト16でイタリア代表に0-2で敗北。2018ロシアワールドカップはメンバーから漏れた。
モラタもEURO2020へ特別な思いがあるはず。ユヴェントスでは今季開幕から8試合に出場して6得点と快調なスタートを切り、17日に行われたネーションズリーグのドイツ代表戦でも1得点を記録して6-0の大勝に貢献するなどアピールには成功している。
『90min』もモラタがEURO2020でスペイン代表のファーストチョイスになるか気にかけており、スペイン代表にとってもモラタが好調を維持してくれれば大きい。
続々と出てくる若手に負けずポジションを守れるのか。モラタにとって今季は勝負のシーズンだ。