リヴァプールの南野 photo/Getty Images
ここでのアピールが後半戦へのカギ
今節トッテナムを2-1で撃破して単独首位に躍り出たリヴァプール。この首位攻防戦で特徴的だったのは、リヴァプールを指揮するユルゲン・クロップが交代枠を1つも使わなかったことだ。
トッテナムを指揮するジョゼ・モウリーニョが3枚使ったのに対し、クロップは先発の11人で最後まで戦い抜く道を決意。終盤まで1-1だったため交代カードを切って流れを変える手もあったが、最終的には交代枠を1枚も使うことなく2-1の勝利を収めることに成功した。結果的には下手にチームをいじらなかったクロップの勝利ということだろうか。
しかし控え選手への信頼を失っているわけではない。英『Daily Mail』はトッテナム戦で出番のなかったFW南野拓実とFWディボック・オリギにもこの冬の過密日程の中でチャンスがくるはずと主張している。
リヴァプールは19日にクリスタル・パレスと対戦し、27日にはWBA、30日にはニューカッスル、年が明けた1月4日にはサウサンプトン、8日にはFA杯3回戦でアストン・ヴィラと、相変わらずプレミア勢の年末年始は忙しい。
現在はディオゴ・ジョタが負傷離脱しており、南野やオリギといったアタッカーにとってはチャンスだ。南野はここまで思うような結果を残せていないが、ジョタが離脱している間にネットを揺らせるだろうか。
日程は忙しいが、ビッグクラブと呼べるチームとの対戦は17日のマンチェスター・ユナイテッド戦まで予定されていない。これも南野たちにとってチャンスの理由だが、この年末年始にアピールできるか。

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