パース・グローリーへ向かう太田宏介 photo/Getty Images
チームの救世主となれるか
今後アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でJリーグ勢と対決する時がくるだろうか。今オーストラリアで日本人選手たちが注目を集めている。
オーストラリアといえば、小野伸二や本田圭佑もプレイしたリーグだ。オーストラリアのサッカーファンにとっても日本人選手は特別であり、小野や本田はチームの主役として仲間を引っ張った。
本田らと同じ働きができるのか。17日には名古屋グランパスから元日本代表DF太田宏介がオーストラリア1部のパース・グローリーへ移籍することが発表された。これにより、来季オーストラリアでプレイする日本人選手は5人となる。
さっそくオーストラリアのAリーグ公式が取り上げているが、ブリスベン・ロアーには柏レイソルなどで活躍したFW工藤壮人、さらに11月19日には20歳のMF檀崎竜孔がコンサドーレ札幌からブリスベン・ロアーにレンタル移籍することも発表された。
3人目は今月1日に横浜F・マリノスからメルボルン・シティにレンタル移籍することが発表された20歳のFW椿直起、4人目は今年2月よりウェスタン・ユナイテッドでプレイしているDFの今井智基。
太田は5人目となり、同サイトもJリーグで300試合以上をこなしている攻撃的なレフトバックである太田に期待をかけている。左足から繰り出すボールの精度には定評があるが、オランダのフィテッセでもプレイした経験などを活かしてオーストラリアでもチャンスを生み出せるのか。
メルボルン・ビクトリーでプレイしていた本田がACLでJリーグのクラブと対戦することがあったが、そうした機会は増えていくのか。新シーズンの注目ポイントの1つは日本人選手だ。