2020年は柏で圧巻のパフォーマンスを披露したオルンガ photo/Getty Images
カタールでも絶好調
今冬活躍の場を日本からカタールに移した怪物ストライカーは、新天地でも止まらない。アル・ドゥハイルのケニア代表FWマイケル・オルンガが、早速その驚異的な得点力を見せつけた。
2020年シーズンに柏レイソルでリーグ戦28ゴールを記録し、同シーズンにおけるJ1のMVPと得点王を獲得したオルンガ。身長193cmのサイズや長いストライドを活かしたスプリント力、正確かつ強烈な左足など、多彩な武器を身につけた同選手のプレイに心を奪われたファンは多かったことだろう。Jリーグ史上“最強”のストライカーか。巷ではそんな議論が巻き起こるほど、彼が日本で残したインパクトは強烈だった。
そんなオルンガの勢いはカタールでもとどまるところを知らない。現地時間25日に行われた国内カップ戦のアル・アハリ戦に先発出場した同選手は、開始早々の6分にチームが獲得したPKを冷静に沈め先制点をゲット。 この得点で勢いに乗ると、43分には右CKキックからこの日の自身2点目となるヘディングシュートを相手ゴール左に叩き込んだ。
移籍後3戦目で、早くも圧巻の得点力を披露するオルンガ。しかし、怪物ストライカーのゴールラッシュはこれだけで終わらない。69分には右サイドで抜け出した味方のパスをゴール前で受けると、これを冷静に流し込んでハットトリックを達成。最終的にアル・ドゥハイルは6-0の大勝を収めたが、オルンガはその中でもひときわ輝く存在だったと言っていい。この活躍には同選手の母国メディア『The Standard』も大興奮。この試合を振り返る記事内で、「オルンガはカタールでも新たな可能性を示すことに成功した」と怪物FWをベタ褒めしている。
来月には開催国枠として出場するクラブ・ワールドカップも控えているオルンガ。その直前にここまでの結果を残すことができたのは前向きな材料と言えるか。2020年に日本で強烈なインパクトを残したストライカーが、今度は世界を舞台に躍動している。
・1点目のシーン
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・2点目のシーン
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・3点目のシーン
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