チェルシーの監督を解任となったランパード photo/Getty Images
“ランパード擁護派”の主張次々と
現地時間25日、イングランド・プレミアリーグに激震が走った。同リーグに所属するチェルシーが、同日付でフランク・ランパード監督の解任を決定したのだ。
たしかに、ここ最近の成績は芳しくなかった。前半戦こそ上位に食らい付いていたものの、年末年始の連戦で調子を崩したチェルシーは現時点で9位。首位マンチェスター・ユナイテッドとは11ポイントもの差をつけられている状況だけに、解任という決断も致し方ないと言えるのかもしれない。
しかし、ランパードはクラブの大功労者。選手としてだけでなく、就任初年度となった昨季はFIFAから補強禁止処分を受けたチームを率いるも、優秀な若手をうまく活用しながらプレミア4位という好成績を収めている。指揮官としての伸び代は見えていただけに、ただ一度の不調で解任するというのは早すぎるとの意見も現地にはある。
そんな“ランパード擁護派”の一人が、トッテナムなどを率いたハリー・レドナップ氏だ。英『talkSPORT』によると、同氏はランパード監督を信じ切ることができなかったチェルシー首脳陣に痛烈な意見をぶつけている。レドナップ氏は指揮官という仕事の大変さに触れながら、早い段階で青年監督に見切りをつけたチェルシーについて次のように語っている。
「ニュースを見て、とても残念な気持ちになったよ。FAカップでルートン・タウンに勝利したから、クラブは彼にもう少しだけ時間を与えると思っていたからね。
「補強についても、新しい選手がたくさんきたことにランパードは少し困惑していたかもしれない。彼がどれほど補強について発言権を持っていたかはわからないけどね。それに、経験不足を理由に解任したのならば、なぜ最初から他の指揮官を据えなかったのかという疑問も残る。とにかく、最初から浮き沈みが激しいことは予見できたのに、なぜこのタイミングなのかがわからない。ファーガソンだって、最初の何年かは勝てない時期もあったよ。残念だけど、チェルシーはそういった我慢ができないクラブなのかもしれないね」
大きな成功を掴むためには、ある程度の我慢も必要。
同氏のほかにも“ランパード擁護派”としては、ガリー・リネカー氏も自身のSNSで「チェルシーの首脳部は恥を知ったほうがいい。彼らにはうんざりだよ。ランパードほどクラブに貢献できる人物はいないのにね」と声を上げている。とはいえ、解任は決定事項。後任監督が誰になるかはまだわからないものの、チェルシーがこの決断を後悔する日が来ないことを祈るばかりだ。

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