対人守備に強さを見せるワン・ビサカ photo/Getty Images
国内リーグ、欧州カップにフル稼働
マンチェスター・ユナイテッドで今シーズン見られるのが、新戦力加入やレンタル選手の復帰によるレギュラー陣の奮起である。長年怪我に苦しんできたルーク・ショーがアレックス・テレスの加入に刺激されたのか左サイドバックで圧倒的な存在感を見せると、ここ数年軽率なミスが目立っていたダビド・デ・ヘアがディーン・ヘンダーソンの復帰もありパフォーマンスレベルを安定させるなど、チーム内での健全な競争がそれぞれの選手に火をつけた部分がある。
そんな中でバックアッパーが不在なのが右SBのポジション。レギュラーを務めるアーロン・ワン・ビサカが国内リーグでは27試合中26試合でスタメン、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグでは全9試合にスタメン出場中とほぼフル稼働を見せている。このイングランド人DFを休ませたり、ショーやデ・ヘアのようにポジション争いで刺激を与える意味でも、有能なバックアッパーは求められるのではないか。
マンUが移籍市場で狙っているとされているのがノリッジ・シティのマックス・アーロンズ。チームは2部降格してしまったものの2019-20シーズンはプレミアリーグで36試合に出場し、今季も2部で首位を走るチームにおいて35試合出場とレギュラーとしてプレイを続けている。この21歳の若者に対してはバイエルン・ミュンヘンやエヴァートンといったクラブも関心を示していると言われており、争奪戦が展開される可能性もある。
今季ミランにローンで加わっているのがディオゴ・ダロトで、ポルトのアカデミー育ちの21歳はジョゼ・モウリーニョが指揮を務めていた2018年夏にマンUに加わった。加入初年度はリーグ戦で16試合出場と悪くない出だしだったが、ポルトガル人指揮官の解任や自身の怪我、ワン・ビサカの台頭もあり出番を失い、セリエAの名門にレンタルされることになった。ヨーロッパリーグを中心に出番を与えられるなどイタリアの地では経験を積んでおり、復帰した際はワン・ビサカという壁を前に成長した姿を見せたいところだ。
下部組織出身の現所属選手にも期待したいところ。ブランドン・ウィリアムズは、現地時間11日に行われたヨーロッパリーグの決勝トーナメント2回戦1stレグのミラン戦でワン・ビサカに代わり後半29分からプレイした。若干20歳のDFは2-0で勝利を挙げた国内リーグのマンチェスター・シティ戦でも途中出場から出番を得るなど要所要所で出番を与えられ経験を積んでいる。
ワン・ビサカの長所といえばラヒーム・スターリングやサディオ・マネといったプレミアを代表するアタッカーにも怯まない1対1での圧倒的な強さが挙げられる。一方で、オフェンス面の関与については課題とされていることもあり、トーマス・トゥヘル率いるチェルシーはマンU戦で攻撃をワン・ビサカのいる右サイドに誘導する策を見せた。そんな中、これまで挙げた選手たちは攻撃においてはワン・ビサカを上回る働きが期待でき、それぞれが成長することで将来的にマンUの右SBに新たな競争をもたらす存在になれるのではないか。
マンU不動の右SBとして活躍を続けるワン・ビサカだが、アーロンズやダロト、ウィリアムズといった若者たちがのこのイングランド人DFの競争相手となり新たな刺激をもたらす存在となれるのか。夏の移籍市場で新たな動きが見られるのかも含めて注目だ。

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