トッテナムを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images
リーグ戦もELも不本意な結果に
トッテナムを指揮するジョゼ・モウリーニョの立場が怪しくなってきた。
かつてはスペシャル・ワンと絶賛されてきた名将だが、近年は思うような成績を残せていない。
2019年11月にはトッテナムの指揮官に就任したものの、前任のマウリシオ・ポチェッティーノに比べると成績は寂しい。先日もヨーロッパリーグのベスト16で格下のディナモ・ザグレブに大逆転負けを喫し、リーグ戦の方も6位と苦戦気味だ。
今季序盤戦は優勝の可能性もあり得ると評価されたが、攻撃がハリー・ケインとソン・フンミン頼りになる問題はいつになっても解決されなかった。2人が沈黙した場合、トッテナムは攻め手を失う。戻ってきたガレス・ベイルにようやくエンジンがかかり始めてきたが、やはり怪我の問題を考えるとシーズンを通してのフル稼働は期待しづらい。
守備の方もトビー・アルデルヴァイレルト、ダビンソン・サンチェス、エリック・ダイアーといった選手がセンターバックを担当してきたが、おそらくモウリーニョの希望を満たせる人材ではないのだろう。ディナモ・ザグレブ戦の2ndレグで3失点したように、守備の方も安定していない。
モウリーニョとしてはさらなる補強を求めたいところだろうが、それは準強豪クラブといった立ち位置のトッテナムに期待できるものではないだろう。限られた戦力で上位陣と渡り合う必要があり、その点はポチェッティーノの方が巧みだった。
さすがにトップ4にも入れないのは問題で、強いと評判だったモウリーニョの「2年目」神話も崩壊しつつある。今でもモウリーニョはスペシャル・ワンなのか。

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