イングランド代表でも存在感出てきたフォデン photo/Getty Images
この1年だけで若手が大きく伸びた
イングランド代表を指揮するガレス・サウスゲイトは、今頃スタメンの選考に頭を悩ませているに違いない。今夏のEURO2020を前に、若手選手が豪華なアピール合戦を続けているからだ。
その中でも英『Daily Mail』にて解説のクリス・サットン氏が絶賛したのが“スタウアブリッジのスティーブン・ジェラード”と、“ストックポートのアンドレス・イニエスタ”だ。
まずスタウアブリッジのジェラードとは、ここの出身であるドルトムント所属MFジュード・ベリンガムのことだ。
ドルトムントで一気に化けたセントラルMFは、中盤で年齢に似合わぬダイナミックなプレイを見せてくれる。まだ全盛期のジェラードほど攻撃面で違いを生み出せるわけではないが、17歳という年齢を考えれば十分だ。3年もすればワールドクラスのMFとの評価を確立しているに違いない。
ドルトムントのベリンガムも大きく成長 photo/Getty Images
EURO2020でも主力になれる
もう1人のストックポートのイニエスタとは、マンチェスター・シティMFフィル・フォデンのことだ。
ダビド・シルバ退団でチャンスを掴んだレフティーのテクニシャンは、まさにイングランド版イニエスタと言っていい。今季はここまで全コンペティション合わせて42試合に出場し、13得点9アシストと文句なしの成績だ。
何よりスタウアブリッジのジェラードとストックポートのイニエスタはチャンピオンズリーグ準々決勝で顔を合わせており、2人がチャンピオンズリーグ決勝トーナメントの舞台を経験出来ているのは大きい。EUROでも即戦力となるはずだ。
この2人に加えて、今季はチェルシーでフランク・ランパードの後継者候補とも言えるメイソン・マウントも結果を残している。偉大なるレジェンドたちと比較される若者たちをサウスゲイトはどう起用してくるのか。

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