少ない出場時間の中でも、アタランタで驚異的な得点能力を見せているムリエル photo/Getty Images
1試合平均出場時間は“40分未満”
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下、近年欧州サッカー界で急速にその存在感を強めてきたアタランタ。そんな彼らのサッカーを語る上で欠かせないのが、その圧倒的な攻撃力だ。
そんなアタランタ攻撃陣において、最も得点力あるストライカーと言えるのがコロンビア代表FWルイス・ムリエル(30)だ。第30節終了時点での得点数はリーグ3位の18ゴール。もちろんこれはチームトップの数字で、ムリエルは周囲から超攻撃軍団として認知されるアタランタを力強く牽引している。まさしくエースと呼ぶにふさわしい働きと言えるだろう。
しかし、ムリエルに関して驚くべきはその得点数だけではない。実は同選手、2020-21シーズンにおけるフル出場はただの一度たりともないのだ。今季のリーグ戦における平均出場時間は39.86分(29試合で1156分出場)。スタメン出場はわずか14試合しかない。
さらに、その得点ペースを計算してみるとムリエルの規格外さは際立つだろう。64.2分につき1ゴールという驚異的な数字は、すでにスーパーサブとして注目されていた昨季の69.1分につき1ゴール(出場1244分、18得点)をも上回るペースとなっている。
少ない出場時間のなかでも、しっかりと結果を残し続けるムリエル。アタランタにとっては、まさに“最強のジョーカー”といったところだろう。はたしてこのコロンビア代表FWは、今季残り試合であとどれほどの得点を上積みしてくるか。1試合平均出場時間が45分未満でシーズン20得点の大台に乗るとなれば、さらに話題になることは間違いない。

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