後方から川崎を支えるジェジエウ photo/Getty Images
川崎で不動のスタメンとして起用されているジェジエウ
王者として今シーズンを迎えた川崎フロンターレ。12試合を終えて勝ち点32ポイントと、2位の名古屋を6ポイント離しており、今季も優勝候補の一角となっている。
そんな川崎はここまで30得点を記録しており、ぶっちぎりでのリーグトップの数字だ。レアンドロ・ダミアン、三笘薫、家長昭博といった前線のタレントが豊富でその破壊力はリーグトップと言っていい。また、両サイドバックやインサイドハーフといった後方からの抜け出しも高い攻撃力を支える一つの要因と言える。しかし、そこまで前に人数を割いてしまえば後ろが手薄になってしまい、カウンターを食らいかねない。そこで登場するのが、センターバックを務めるジェジエウだ。
2018年に川崎に加わったジェジエウは186cmの大きな体躯を生かした空中戦の強さや対人の強さを持ち合わせている。また、近年守備陣にも求められることの多い、後方での組み立てにも参加できる足元の技術も兼ね備えており、現代的なディフェンダーと言える。
今季もここまでリーグ戦に10試合出場しており、センターバックでは不動のスタメンだ。惜しくも引き分けとなったサンフレッチェ広島戦でも先発となったジェジエウは、FWジュニオール・サントスと対峙。昨季、横浜F・マリノスで13点を取ったストライカーに対してもジェジエウは持ち前の対人の強さを見せつけサントスに仕事をさせない。試合は押し込む川崎、守る広島の構図になっており、広島のカウンター狙いのボールがサントスに集められるが、ジェジエウが何度もはじき返した。
この試合でも両サイドバックを務める右の山根視来、左の登里享平が果敢に前に飛び出して攻撃を活性化させていた。
後半にはロングボールをサントスに収められてしまい、その流れから失点を喫してしまった。続く67分には同じような場面を作られてしまうも、今度はしっかり体を寄せてシュートを打たせなかった。ミスから学ぶ姿勢は称賛に価すると言える。
この試合は惜しくも引き分けとなったが、攻守ともにリーグトップクラスの実力を示したと言える。まだリーグは始まったばかりだが、リーグ戦2連覇に向けて日々のトレーニングに励んで欲しい。

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