レスターを支える守護神シュマイケル photo/Getty Images
彼の安定感は世界でもトップクラス
今季のプレミアリーグは昨季王者のリヴァプールが負傷者続出と本来の力を発揮できず、優勝争いに入り込めていない。また、トッテナム、アーセナルといったビッグクラブも取りこぼしが多く、中位に沈んでしまっている。
そんなレスターといえば2015-16シーズンにクラブ史上初となるリーグ優勝を決めたことが記憶に新しい。その後の主力の放出はあれど、確実にここ数年で一番チームを大きくしたクラブと言える。
リヤド・マフレズ、エンゴロ・カンテといった「ミラクルレスター」の当事者だった選手は数人いなくなったが、ジェイミー・バーディやマーク・オルブライトンといった選手たちは奇跡の再現に向けて日々のトレーニングに励んでいる。ゴールキーパーを務めるカスパー・シュマイケルもその一人だ。
マンチェスター・シティでキャリアをスタートさせたシュマイケルは多くのクラブをローンで渡り歩き、2011年にレスターに加入した。加入初年度から抜群の安定感を見せたデンマーク代表GKは加入10年目となる今季まで毎年20試合以上に出場するチームの大黒柱だ。
彼の特徴は安定感のあるセービングに加え、セットプレイ時での空中戦の強さや長短の蹴り分けが可能な右足での高い精度を誇るキックだろう。
2009-10シーズンに在籍したノッツ・カウンティ(当時は4部、現在は5部)では「24」のクリーンシートを達成した驚異的な実績を持っており、昔からセービングの技術は突出していたと言える。今季も「10」のクリーンシートを達成しており、これはリーグ4位の記録である。
また、勝利したセインツ戦では、後方での組み立てで相手からの激しいプレッシャーに晒されることとなったが、冷静に対処していた。
攻撃的なサッカーを売りとしているレスターには後方からの効果的なパスが必須となるが、シュマイケルの正確なロングフィードは一つの武器となっている。
このように躍進を遂げるレスターを後ろから支えるシュマイケル。デンマーク代表でも守護神を務めており、EURO2020での活躍にも期待が掛かる(データは『FBref.com』より)。

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