今季後半戦からドルトムントで存在感を高めているダフード photo/Getty Images
ヴォルフスブルク戦では圧巻のパフォーマンス
2020-21シーズン、ドルトムントの中盤で強烈な存在感を放っているMFジュード・ベリンガム。まだ17歳の若者が、まさかここまでトップレベルで通用するとは。
しかし、ドルトムントの中盤で異彩を放っているのは、なにもベリンガムだけではない。ここ数試合で元気な姿を見せているのがMFマフムド・ダフード(25)だ。2017年夏にボルシアMGから加入して以降、移籍初年度しかコンスタントに出場機会を得ることができていなかった同選手。しかし、今季は年明けから徐々に出番を獲得すると、ここまでリーグ戦13試合連続出場。次第に調子を取り戻してきたドルトムントの中で、貴重な中盤の戦力となっている。
そんなダフードが、現地時間24日に行われたブンデスリーガ第31節のヴォルフスブルク戦で圧巻のパフォーマンスを披露した。この試合に中盤の深い位置で起用された同選手は、攻守にわたって躍動。ドルトムントは58分にこの試合2回目の警告を受けたベリンガムが退場となるも、ダフードは献身的なプレイでその穴を補った。それどころか、67分には自陣深い位置でボールを奪ってから、最前線のFWアーリング・ハーランドに華麗なロングスルーパスを通してアシストを記録。データサイト『WhoScored.com』によると、守備でもチームトップのタックル数(5回)やインターセプト数(3回)をマークするなど、その姿はまさに“中盤の要”と呼ぶにふさわしいものだったと言っていい。
「ダフードがボールを持つと、僕ら攻めにはより深みが増すんだ。ワールドクラスの選手だと思うよ。今日のプレイで、彼の実力が本物だと証明されたと思う」(マルコ・ロイス)
「今日のマフメドは素晴らしかったよ。特にアシストを記録することとなったラストパスは完璧だった。気づいたら、アーリングと相手GKが1対1になっていたんだ」(エディン・テルジッチ監督)
「アシストは素晴らしいスキルだったが、彼の貢献度は他の部分でも大きかった。ヴォルフスブルクがクロスを上げづらいようなプレスの掛け方など、本当にあらゆる場面でマフメドは効いていたよ」(ミヒャエル・ツォルクSD)
独『Sport 1』によると、一緒にプレイしていた同僚や監督らも、ヴォルフスブルク戦におけるダフードのプレイをこのように絶賛している。ここ数年間はしばらく我慢の時間が続いていた同選手だが、ようやくその才能が開花しようとしているのか。
ベリンガムの成長も楽しみだが、そのすぐそばで25歳の中盤戦士がグングン伸びてきているドルトムント。はたして、ダフードの逆襲劇は一体いつまで続くのか。少し遅れてブレイクを果たす予感がしてきた万能MFを、今からチェックしておいて損はない。

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