適応に時間を要したが、ハフェルツはいよいよ本領発揮に至るか photo/Getty Images
2ゴールを挙げチームの勝利に貢献
チェルシーは、現地時間5月1日に行われたプレミアリーグ第34節でフラムと対戦し、2-0で勝利。勝点を61に伸ばし3位のレスター・シティとの差を縮めた。
残りのシーズンも終盤を迎えてプレミアリーグでは4位以内の確保、チャンピオンズリーグではレアル・マドリードを倒しての決勝進出を狙うチェルシー。まずはリーグでの戦いで勝点3を積み重ねることが求められた。
そんななかフラム戦で主役になったのは今季加入したカイ・ハフェルツ。先発に名を連ねたドイツ代表MFはトーマス・トゥヘルが監督に就任して以降前線の一角としての起用が増え徐々にプレミアリーグへの適応を見せ始めているが、この試合でもその才能をみせる。
前半10分、メイソン・マウントからのスルーパスを受けたハフェルツは落ち着いてゴールに流し込み先制点を奪取。さらに後半4分にもティモ・ヴェルナーとのコンビで抜け出したドイツ代表MFが流し込み今季4得点目を挙げた。どちらも巧みな動き出しとゴール前での冷静さが光るものだった。
レヴァークーゼンから鳴り物入りで加入したものの、イングランドのスタイルに苦労し、なかなか本領を発揮できずにいたハフェルツ。しかし、トゥヘルに前線に配置され自由を与えられると、パスワークに絡みながらフィニッシュにも絡むドイツ時代にみせてきたプレイが増えつつある。
足元の技術に長けた背番号29は周りを活かすことはもちろん、ブンデスリーガで2018-19シーズンは17ゴール、2019-20シーズンは12ゴールを挙げたように得点力も魅力。189cmという長身を活かした間合いも独特のものをもっており、チャンスメイカーとフィニッシャーの能力をあわせもつ希少性の高い能力をもつ選手といえる。
チェルシーはこの日の勝利で暫定ながら5位のウェストハムとの勝点を6に広げ、CL出場権を争うライバル相手にプレッシャーをかけることに成功した。
終盤戦にかけて監督交代の効果もあり安定感を維持するチェルシー。そのなかで同胞のトゥヘルに潜在能力を引き出されつつあるハフェルツが、引き続き結果を残し存在感を示せるかは注目したい。

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