センターバックとして活躍する高橋(写真はイメージ) photo/Getty Images
勝利に貢献した高橋秀人
開幕から連敗続きと苦しい横浜FC。早々に監督を交代し、迎えた15日の湘南ベルマーレ戦でようやく結果が出た。
FC東京、ヴィッセル神戸、サガン鳥栖と国内リーグを渡り歩いた元日本代表は今季から横浜FCに在籍している。
ボランチ、センターバックを務めることのできる高いユーティリティ性を持っており、現在はセンターバックの起用が多い。今季は前節の清水エスパルス戦でセンターバックとして起用され、初勝利となった湘南戦でも韓浩康とコンビを組んで最終ラインからチームを支えていた。
そんな高橋のディフェンスは湘南相手に非常に効果的であったと言える。まず、出足の早い守備から相手に簡単に前を向かせておらず、終盤に出てきた湘南のエースストライカーであるウェリントンに対し、マンマークで対抗しており見事無失点で試合を終えている。
また、元中盤ということもあり足元でのパス捌きに長けており、後方から繋ぐサッカーを展開する横浜FCに置いて配球役となれる高橋の存在は大きいと言える。更にパスを出すだけでなく、動き出しから受け手にもなれるためチームに欠かせない選手の一人だろう。
33歳とベテランの高橋だが湘南戦の活躍を見れば、まだ前線で戦える選手であると証明された試合であった。最下位に沈むチームだが、高橋を始め実力者は揃っており、今後の上位浮上に期待したい。

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