清水に加入したディサロ(画像はイメージ) photo/Getty Images
早くゴールが欲しいディサロ
昨季セレッソ大阪で結果を出したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を招聘した清水エスパルス。また、補強面ではチアゴ・サンタナ、日本代表の権田修一、原輝綺といった実力者を多数獲得し、開幕戦は鹿島アントラーズに競り勝つなど今季のダークホースかに思われた。
法政大学出身のディサロは2019年にギラヴァンツ北九州に加入。昨季18ゴールを挙げ、ピーター・ウタカに次ぐJ2得点王ランキング2位となった。クラブは終盤に失速し、昇格を逃したものの清水に移籍することになり、今季から自身初のJ1の舞台で戦っている。
北九州ではボックス内での決定力に加え、ペナルティエリア外からでも決めるシュート力の持ち主であったディサロだが、清水では出場機会も多くはなく未だにゴールネットを揺らすことが出来ていない。
そんなディサロだが22日に行われたコンサドーレ札幌戦では4月の第8節浦和レッズ戦以来の先発となった。ポジションは[3-4-2-1]の最前線9番としてピッチに立ったが、終始札幌がボールを持つ展開となっており、守備に追われる試合となった。
自身の強みである素早いターンから何度か前を向けていたが、そのあとが続かずボールロストのシーンが散見されていた。後半からはカルリーニョス・ジュニオと前線で並ぶ2トップとなったが、良い形が作れずベンチに下がることとなった。ワンタッチでの連携や素早いターンなど悪くないプレイも見せていたが、ゴールが遠い試合となってしまった。
このようにJ1初挑戦の今季は苦戦気味のディサロ。