ショルツの浦和移籍はあるのか photo/Getty Images
現在28歳のデンマーク人DF
今季明治安田生命J1リーグで、すでに浦和レッズトップの4ゴールを決めているのが、デンマーク人FWのキャスパー・ユンカーだ。彼は昨季、ノルウェーリーグの得点王とMVPを獲得し、UEFAヨーロッパリーグではミランにも得点を奪った。
そんな浦和レッズにもう1人デンマーク人が加入するかもしれない。デンマークの各メディアでFCミッティランのDFアレクサンダー・ショルツが浦和へ加入することを報じている。2人目となるデンマーク人選手の獲得で、さらなるレベルアップを図る模様だ。
ショルツとはいったい何者なのだろうか。189cmという長身を活かした強烈なヘディングと1対1の強さを武器にしたDFだ。今季のデンマーク・スーペルリーガでは、CBながら31試合に出場して7ゴールをマークしている。
ただ7ゴール中5得点がPKでの得点。今季はチームのPKキッカーを任されており、5回のPK機会を全て決めている。キックの精度も高くプレッシャーにも強い選手だ。
そのPKの上手さでビッグクラブにも牙を剥いた。今季のUEFAチャンピオンズリーグに出場したFCミッティランは、第6節でリヴァプールと対戦。
今季の浦和のCBは、槙野智章と岩波拓也がJ1ではフル出場を続けている。サブには有望な若い選手が揃っているものの、トップを狙うには少し物足りない印象だ。そこにCL経験も十分にあるデンマーク人CBとなれば、大きな補強となる。もしショルツの獲得となれば、同郷の選手の加入によりユンカーもさらに得点力を発揮できるかもしれない。獲得の噂のある酒井宏樹とともに浦和のさらなるパワーアップから目が離せない。