今季のプレミアを制したマンCで圧倒的な存在感を放ったR・ディアス photo/Getty Images
候補は多いが、そのなかでも異彩を放ったDF
2020-21シーズンにイングランド・プレミアリーグで最も輝いた新加入選手。それを決めるとなれば、いったい誰がその称号に相応しいのか。
マンチェスター・ユナイテッドのFWエディンソン・カバーニ、レスター・シティのDFウェズレイ・フォファナ、ウェストハムのMFジェシー・リンガード、アストン・ヴィラのFWオリー・ワトキンス……。候補は非常に多い。しかし、そのなかでもやはり頭ひとつ抜ける活躍を見せたのは、マンチェスター・シティのポルトガル代表DFルベン・ディアスか。今季のプレミアチャンピオンにあって、最終ラインを統率した男の貢献は間違いなく大きかった。
「今季のプレミアにおいて、彼は最高の選手だったと思う。シティに大きな影響を与えたね。まだ23歳とは思えない。本当に落ち着きぶりが凄まじいんだ。たった1年でファン・ダイクと同じ領域に到達したね。集中力やリーダーシップは、他の選手の比ではない」(英『Daily Mail』より)
そんなR・ディアスの活躍には、かつてリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガー氏もこの絶賛ぶり。常に戦局を冷静に見極め、正しい選択と指示を繰り返していた守備者。
そして、そのスタッツからも彼の優秀さを垣間見ることができる。データサイト『SofaScore』によると、同選手がリーグ戦32試合の出場で記録したクリーンシート数は「15」。これは2020-21シーズンにプレミアでプレイしたDF登録の選手のなかでトップタイの数字だ。また、ドリブル突破を許した数はわずか12回。こうした数字を見ても、今季のマンC守備陣において彼がどれほど重要な存在だったかは窺い知ることができる。
また、攻撃面でもR・ディアスの存在感は圧倒的。ビルドアップ能力に関してはパス成功数(2528本)と成功率(93.18%)でプレミアDF中トップの数字をマークしている(成功率のランキング対象選手は今季30試合以上出場したDFを参照)。
こうした個人の能力に加え、類まれなるリーダーシップもピッチ上で発揮したR・ディアス。その影響力は文句なしに大きいものだった。やはり、2020-21シーズンのプレミアにおける“新加入選手MVP”を決めるとなれば、このポルトガル代表DFの右に出る者はいないか。来季以降も、R・ディアスが見せる圧巻のパフォーマンスからは目が離せない。

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