ユヴェントスの右サイド支配したクアドラード photo/Getty Images
トップ4入りに欠かせなかった戦力
今季苦しみながらも、何とかトップ4フィニッシュを果たしたユヴェントス。
チームの中からMVPを選ぶとするならば、やはりFWクリスティアーノ・ロナウドが妥当だ。
しかし、ロナウドにも負けぬMVP候補がいる。右のサイドバックやサイドハーフをこなしたMFファン・クアドラードである。
ロナウドに比べれば地味な存在かもしれないが、クアドラードはシーズンを通して安定した活躍を披露。リーグ戦では10アシストを記録しており、これはアタランタMFルスラン・マリノフスキー、インテルFWロメル・ルカクに次いでリーグ3位の数字だ。
またチャンピオンズリーグの方ではベスト16で敗退したにも関わらず、6アシストでアシスト王に輝いている。シーズン全体では18アシストを記録しており、今季のクアドラードはチャンスメイクの部分で見事な活躍を披露した。
シーズン終盤には優勝したインテルを相手に2得点を決めてチームを3-2の勝利に導く活躍も披露しており、あの2点がなければトップ4入りを逃していた可能性が高い。
サポーターはその重要度を理解しているはずで、クアドラードもチームのMVPに選びたい活躍だった。