ファイナルでは負傷交代となったデ・ブライネ photo/Getty Images
クラブでの戦いが終わり国での戦いが始まる
先日行われたチャンピオンズリーグ決勝。チェルシーが勝利し、ビッグイヤーを獲得している。
そんな本大会だが、ベルギー代表のケビン・デ・ブライネの出場はどうなるのだろうか。前述したファイナルで顔面を負傷し、負傷交代している。試合後に鼻骨骨折、左眼窩骨折と現在の状態を発表しているが、無事ではなさそうだ。今のところ、代表辞退の情報は入ってきていないが、可能性としては低くないだろう。
ここでもしデ・ブライネが欠場となった場合、ベルギー代表としては非常に苦しくなる。ベルギーと言えば、デ・ブライネ、エデン・アザール、ロメル・ルカクの3名が攻撃の中心人物となっており、彼らの活躍次第で試合の結果が決まると言っても過言ではない。
現在のベルギーは元エヴァートンのロベルト・マルティネスが監督を務めており、[3-4-2-1]のフォーメーションで試合に臨むことが多い。デ・ブライネは2シャドーの一角を務めており、ルカクとのホットラインは強力だが、そのデ・ブライネが不在となれば代わりを務めるのはデニス・プラート、ユーリ・ティーレマンスあたりか。
両者は普段一つ下のボランチでプレイする機会が多い選手だが、ベルギー代表にはデ・ブライネのようなチャンスメイカーが少なく、彼らが一つポジションを上げるのが妥当だろう。
今季は3大エースの一人であるアザールはトップコンディションではなく、頼りたいデ・ブライネも怪我と苦しいベルギー。