来季以降も継続した活躍ができるのか photo/Getty images
バーディに代わるストライカーとなれるか
5位でのフィニッシュとなったものの、2季連続で上位に名を連ねているレスター・シティ。「ミラクルレスター」以降は主力の放出はあれど、安定したチーム作りに成功しており、来季にも十分期待ができるチームだ。
そんなレスターを今季けん引した人物といえばケレチ・イヘアナチョが挙げられる。2017年に同リーグのマンチェスター・シティから加入したナイジェリア代表FWは今季大ブレイクを果たした。リーグ終了後の数字を見ても12ゴールを決めており、ジェイミー・バーディと並ぶ得点源となっている。
それでもシーズン序盤は控えの立場であり、終盤にきて得点を量産するとは誰も予想できなかっただろう。しかし、喜びも束の間、来季からは先発としてより数字を求められることになる。ポジションはFWということもあり、今の成績であれば二桁は超えたい。
また、ストライカーに関してはセルティックのオドソンヌ・エドゥアールが獲得候補に入っており、合意も近いという話だ。スコットランドリーグでは年間で16ゴールを奪っており、指揮官であるブレンダン・ロジャーズの教え子でもある。
来季は前述したエドゥアール、イヘアナチョ、バーディでFWの枠を争うことが予想される。日程の関係から一定の出場機会は与えられると思うが、イヘアナチョに対するハードルは今以上に高くなるだろう。
まずは現状のコンディションを継続させ、レスターを代表するFWへ成長して欲しい。