再びACLで戦えるチームに返り咲きたい photo/Getty Images
好調をキープできるか
2018年から横浜F・マリノスを支えたアンジェ・ポステコグルーが退団。新天地はスコットランドの名門セルティックとなった。
2019年にリーグ制覇を成し遂げ、今季もここまで3位と健闘していただけに、監督の引き抜きは苦しいが、リーグ戦では好成績を残さなければならない。後任は暫定ではあるが、松永英機氏が内部昇格という形で既にチームに加わっている。
ここで重要となってくるのが、チーム全体での意思の統一だ。『The Yokohama Express』によればセンターバックであるチアゴ・マルチンスは「チーム状況が良くない中で監督が代わり、カップ戦の2つを落としてしまった。試合の入りも良くなく、こういうときこそ、チーム一丸となる必要がある」とコメントしている。
やはり、監督の交代には選手としても思うところはあったようだ。これは欧州と日本のシーズンが異なることが影響しているが、普通はチーム状態の良いクラブからシーズン中に監督が抜けることはまずない。これはどうしようもないことだが、日本でプレイしている以上避けては通れない道だ。
23日には代表ウィーク明けのリーグ戦が行われる。相手は4位のサガン鳥栖だ。
鳥栖戦以降は、徳島ヴォルティス、柏レイソルと下位に沈むチームとの対戦が続くということもあり、少し気は楽か。シーズン中の監督交代、言ってしまえば今の悪い流れをどこで断ち切れるのか。今後のマリノスの動向に注目したい。