同点弾を決めたファン・アラーノ(写真は昨季) photo/Getty Images
仙台と1-1のドローに終わる
鹿島アントラーズは明治安田生命J1リーグでベガルタ仙台と対戦。1点を先制される展開となったが、ラストプレイで同点に追いつき1-1で終了した。
試合は63分、仙台に先制点を決められる。90分を過ぎロスタイム5分が表示されるものの得点を決めることができず。そんな中で90+7分にCKからのこぼれ球を右サイドからファン・アラーノがゴールネットを揺らして同点に追いついた。
前節は首位・川崎フロンターレに終了間際の失点で敗戦。サガン鳥栖にも敗れ、ここ3試合で1勝2敗と好調だったチームは上位陣に止められた。ただ代表期間中にルヴァンカップではプライムステージに進出。天皇杯は2回戦でYSCCに8ゴールを奪って快勝した。
そんな中で勢いを維持したかった一戦だったが、なかなかゴールを決められない。さらに1点ビハインドとなる展開となったが、常勝軍団の強さを発揮し、チームの“粘り強さ”を見せた鹿島は最後に勝ち点1をもぎ取った。
この強さは“ジーコ・スピリッツ”による粘り強さも出ているだろう。鹿島はいつの時代も苦しい終盤にゴールを決めてチームの好調を維持してきた。