インテルへ向かうチャルハノール photo/Getty Images
チャルハノール禁断の移籍はミラノダービーをどう変えるか
EURO2020が大きな盛り上がりを見せる中、イタリアであっさりと決まったのがMFハカン・チャルハノールのインテル移籍だった。
チャルハノールはミランからインテルに移籍することになり、セリエAにおける禁断の移籍だ。
とはいえ、この補強はインテルにとって大きい。チャルハノールは2019-20、2018-19シーズンと、2シーズン続けてセリエAで9アシストを記録している。インテルではロメル・ルカクとラウタロ・マルティネスの2トップを背後からサポートする役割を任されるはずで、インテルの攻撃レベルは一段アップすると考えられる。
一方、絶対的司令塔を失ったミランはどうするのか。伊『Calciomercato』はチャルハノールのことを現セリエA最高級のトレクアルティスタと表現しているが、ミランはこの穴を埋めなければ攻撃のクオリティが大きく落ちてしまうだろう。
ハメスがミランに加われば面白い photo/Getty Images
ミランはチャンスメイカー獲得が不可欠
今夏のうちに補強が必要だが、伊『Sport Mediaset』はエヴァートンMFハメス・ロドリゲスがターゲットになっていると伝えている。
エヴァートンは今夏に指揮官カルロ・アンチェロッティがクラブを離れており、ハメスがエヴァートンに残留する理由は無くなりつつある。ミラノの地でチャルハノールVSハメスのトレクアルティスタ対決も悪くない。両チームのサポーターを興奮させる要素になるだろう。
ハメスも好調時は特別な違いを生むことができ、セットプレイのキッカーも務められる。ズラタン・イブラヒモビッチ、さらに未だミラン移籍の可能性が消えないチェルシーFWオリヴィエ・ジルーのような大型ストライカーを活かすにはもってこいで、ハメスの左足はチャルハノールにも負けぬミランの武器となるはずだ。
現代サッカーにおいて純粋なトレクアルティスタが注目を集めるのも珍しいが、来季ミラノの地で10番タイプの直接対決は実現するのか。

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