ミランで活躍した当時のボアテング photo/Getty Images
16年の時を経て古巣へ
フットボールにのみ集中していれば、ワールドクラスの選手になっていたかもしれない。そう言われるプレイヤーは少なくない。
ガーナ代表としてワールドカップでもプレイしたFWケビン・プリンス・ボアテングもその1人かもしれない。
ボアテングといえば弟のドイツ代表DFジェローム・ボアテングの方を思い浮かべる人が多いかもしれないが、プリンス・ボアテングの方もとてつもない才能の持ち主だ。身体能力が高く、若い頃の馬力溢れるパフォーマンスは観衆を大いに興奮させていた。
独『Bild』によると、かつてヘルタ・ベルリンでプレイしたディック・ファン・ブリックはボアテングがバルセロナFWリオネル・メッシ級の選手になれたはずと語る。
「ケビンはユースからトップチームに上がってきた時点で、ワールドクラスのポテンシャルを備えていたよ。彼は素晴らしい選手になったけど、私は本当にメッシのレベルに近づくことを期待していたんだ。パス、スピード、テクニック、得点感覚など、すべてがあった」
ボアテングは今夏にヘルタ・ベルリンと契約を結んだのだが、実はボアテングはヘルタ・ベルリンのアカデミー出身プレイヤーなのだ。
ヘルタの選手としてプロデビューした2005年から約16年。ボアテングはトッテナム、ミラン、フランクフルト、バルセロナなど、実に13のクラブを渡り歩いてきた。悪童と言われることもあり、ポテンシャルをフルに活かしたキャリアになっていないのは間違いないだろう。本来ならビッグクラブで長くプレイできたはずだ。
それでも、様々な経験を積んだボアテングは34歳でヘルタに戻ってきた。その才能はまだ枯れていないはずで、ベテランらしいプレイで古巣を引っ張ってほしいところだ。

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