ザニオーロもイタリアが誇るヤングスターの1人 photo/Getty Images
EUROでも見たかった選手の1人
EURO2020で見事な戦いを披露しているイタリア代表には、GKジャンルイジ・ドンナルンマ、DFアレッサンドロ・バストーニ、MFニコロ・バレッラ、FWフェデリコ・キエーザなど若い選手たちが多数入っている。
彼ら若い選手の成長がロベルト・マンチーニ率いるイタリアの魅力の1つだが、ここは来年のワールドカップ・カタール大会でまだまだ強化できる。
その1人が、仲間の活躍を見守るローマ所属MFニコロ・ザニオーロだ。
怪我の影響もあってザニオーロはEURO2020を回避したが、22歳のレフティーは若手が揃うイタリアの中でも特別な才能を持つプレイヤーとして以前から注目を集めていた。若きイタリア代表で目玉になれるプレイヤーなのだ。
190cmの長身から繰り出す柔らかい足下の技術はすでにセリエAでも通用している。ローマは新シーズンよりジョゼ・モウリーニョが指揮を執るが、名将の指導によってもう一段上の選手になれる可能性もある。
伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューにて、ザニオーロは「今の僕は前を向いていて、来年にはワールドカップがある。そこに行きたいとの思いを隠していないよ」と語っている。EUROで活躍する仲間たちに刺激を受けているのだろう。
ザニオーロが代表へ加われば、攻撃のオプションはさらに増える。新シーズンよりワールドカップへ向けたサバイバルが始まることになり、ザニオーロがイタリア代表に割って入っていけるのか楽しみだ。