バルサから放出となってしまうのか photo/Getty Images
ベティスから加入したフィルポ
今季はロナルド・クーマン監督の下、新システムで生まれ変わったバルセロナ。世代交代が進む中で、ジョルディ・アルバはチームに大きく貢献し、リーガ・エスパニョーラで35試合3ゴールを記録した。
そんな32歳の牙城を崩せなかったバルサの若きSBが来季、プレミアリーグへ挑戦するかもしれない。昨季レアル・ベティスから加入したジュニオル・フィルポだ。バルサで定位置をつかめないスペイン人DFに移籍の噂が上がっている。
候補として挙げられるのがリーズ・ユナイテッドだ。今季プレミアリーグ昇格初年度で9位と健闘した彼らは、来季欧州大会への参加を目指し、さらなる補強を進める様子。その1人としてフィルポを獲得するかもしれない。
リーズは今季左WBを務めたエズジャン・アリオスキが契約を更新しておらず、フリーでの移籍が可能となっている。英紙『Mirror』ではリーズがフィルポに関心を示していると報じており、彼の後釜としてフィルポを迎え入れることもあり得るだろう。パワーやスピードに加え、高い攻撃能力を持つフィルポはスタイルに順応できれば、チームの大きな武器になるはずだ。
すでにセルヒオ・アグエロなど4名が加入しており、今オフは大幅な入れ替えが予想されるバルセロナ。フィルポはJ・アルバの後継者として期待された逸材だが、いまだにスタメンを勝ち取れていない。出場機会に恵まれない若手は放出となってしまうのだろうか。