グリーズマンに移籍の可能性はあるか photo/Getty Images
チェルシーの新たな得点源となれるか
プレミアリーグを4位で終了するも、UEFAチャンピオンズリーグを制覇したチェルシー。来季のプレミア制覇とCL連覇に向けて今オフは大型補強が予想される。
そんな欧州王者の獲得候補として挙げられているのが、バルセロナのアントワーヌ・グリーズマンだ。今季はリーガ・エスパニョーラで36試合に出場して13ゴールを獲得。[3-3-2-2]のシステムでリオネル・メッシとの2トップでバルサの攻撃の核となっていた。
来季もロナルド・クーマン体制の中心になると予想されていたグリーズマン。しかしバルサは、セルヒオ・アグエロやメンフィス・デパイといった攻撃のタレントを獲得しており、クラブの深刻な財政難からも放出される可能性が高まっている。それに拍車をかけるように日本人への差別発言が発覚しており、退団となるのは致し方ないだろう。
今季のチェルシーは、シーズン途中から就任したトーマス・トゥヘル監督の下でスタイルを一新。ジョルジーニョの7ゴールがチーム最多得点だったチェルシーにおいて二桁得点が見込めるFWは是が非でもほしいところだ。またグリーズマンは新たな得点源の1人としてだけではなく、FWや2列目からの献身的な動きができるため、チームの大きな武器となるだろう。
英紙『Mirror』ではバルサがメッシ残留への資金を調達するためにグリーズマンを放出候補に挙げていると報道。獲得候補として注視していたチェルシーへと売却する可能性があると伝えられている。シーズン終了後とは風向きが変わってきているグリーズマンだが、来季はどのクラブでプレイするのだろうか。