リヴァプールでもがく南野 photo/Getty Images
サポーターからは厳しい指摘も
日本代表FW南野拓実の2021-22シーズンはどうなるのだろうか。
南野は昨年冬にザルツブルクからリヴァプールへ念願のステップアップを果たしたが、加入1年目は想像以上の苦戦を強いられた。
現在リヴァプールは新シーズンへ向けてプレシーズンマッチをこなしているのだが、そこでも南野の評価は伸びてこない。先日にはFCヴァッカー・インスブルックとプレシーズンマッチを戦ったものの、英『Daily Star』によればリヴァプールサポーターから南野に厳しい指摘が飛んでいるという。
「南野はリヴァプールの基準ではない」
「南野の将来がここにあると思うなら、その感覚はおかしい」
「16歳のカイデ・ゴードンの方が南野より良いパフォーマンスだった」
気になるのは、ワールドカップ・カタール大会が来年に迫っていることだ。南野は日本代表攻撃陣の中心メンバーであり、森保ジャパン発足以降は常に主力だった。ワールドカップへ良いイメージで臨む必要があり、所属クラブで苦戦したままワールドカップへ向かうシナリオだけは避けたい。
そのうえで今夏の動きは極めて重要だが、南野の未来はどこにあるのか。欧州5大リーグの1つであるプレミア挑戦は大きなステップアップだったが、試合勘を失ってしまうのは怖い。ビッグクラブであるリヴァプールで活躍する姿も見たいが、現時点ではリヴァプールで生き残るのは厳しいか。