メガクラブのオファーを蹴ってフィオレンティーナに加入したヨヴェティッチ photo/Getty Images
16歳でトップチームデビューを果たしたヨヴェティッチ
10代で将来を期待されながらも、その期待値の大きさゆえに怪我で出場機会を失ってしまい次第に名前を聞かなくなってしまう逸材も少なくないだろう。そんな選手の1人が、ステファン・ヨヴェティッチだ。
10代でパルチザンへと加入するとわずか16歳という若さでトップチームデビューを飾る。2008年にはレアル・マドリードでの練習に参加し、ゴールを決めるなど将来を嘱望された逸材だった。
レアルへの移籍が確実だと言われていた中で、フィオレンティーナへの移籍が決定。ユヴェントスからも獲得の噂がありながらも、フィオレンティーナへの加入を決めており、入団会見ではそのことを口にした。
フィオレンティーナでは通算135試合で40得点を記録。イタリアで活躍すると、2013-14シーズンにマンチェスター・シティへ移籍する。しかしマンC移籍後は怪我を繰り返して出場機会を失うと、インテルへ移。序盤は活躍するも、再び怪我によって離脱してしまう。セビージャやモナコを経てフリーになると、2021-22シーズンからはヘルタ・ベルリンへと加入。ヘルタ加入後に行われたリヴァプールとのプレシーズンマッチでは2ゴールの活躍で4-3とチームの勝利に貢献した。
現在31歳となるものの、類いまれなる得点力は衰えを見せない。ボックスの中でチャンスを逃さない力に加え、若い頃よりもフィジカルに優れている。
10代で大きく期待されていたことで、多くのプレッシャーの中キャリアを歩み、怪我などでプレイができなくなることも多かったヨヴェティッチ。しかしその中でも、イタリアやイングランドで得点を量産しており、初挑戦となるブンデスリーガでも存在感を見せつけることだろう。新シーズンのヨヴェティッチに注目だ。