痛すぎるレスターのセンターバックの離脱 既存戦力でも間に合う...の画像はこちら >>

開幕前にセンターバックを失ったが、指揮官はどう動くのか photo/Getty Images

補強は必須か

今夏の移籍市場ではパトソン・ダカ、ブバカリ・スマレ、ライアン・バートランドを獲得したレスター・シティ。昨季は惜しくもリーグ5位に終わり、CLへの出場権を逃したが、このような的確な補強もあり、21-22シーズンはトップ4入りが目標となるだろう。



しかし、先日行われたプレシーズンマッチのビジャレアル戦で守備の要であるDFウェズレイ・フォファナが負傷交代してしまい、その後自身のTwitterで腓骨骨折であったと答えている。どの程度で復帰できるかは明言されていないが、少なくともマンチェスター・シティとのコミュニティー・シールドやウルブズとのプレミア開幕戦は間に合わないか。

そこで考えられるとすれば代役の獲得だ。以前まではシャルケのオザン・カバクの獲得報道があったが、現状ではほぼ消滅しており、アクシデントからあまり日が経っていないため、新しいターゲットの報道も出ていない。フォファナは昨季20歳にしてリーグ戦28試合に出場した逸材で、彼の守備力やセンターバックながら組み立てにも参加できる万能さはチームを助けていた。

プレシーズンマッチではウィルフレッド・エンディディやリカルド・ペレイラが、更に昨季はルーク・トーマス、ティモシー・カスターニュがセンターバックで起用されており、補強がなくてもフォファナの復帰を待つこともできるが、上位を目指すのであれば苦しいか。

アクシデントは仕方ないため受け入れなければならない。今後のレスターの動向に注目したい。

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