近い将来、彼がマンCを背負うことになるか photo/Getty Images
今季は彼らにチャンスを与えるのも悪くない
セルヒオ・アグエロに代わるストライカー探しに奔走しているマンチェスター・シティだが、下部組織に在籍している世代別では随一の才能を持つFWと契約延長をかわしたようだ。
英『Manchester Evening News』によればマンCはリアム・デラップとの既存契約を2026年まで延長したようだ。
デラップは18歳ながら、U-23世代が集まるプレミアリーグ2というカテゴリーで昨季24ゴールを挙げたストライカーだ。彼の活躍もあったマンCのU-23はリーグ優勝を成し遂げている。また、その活躍からユースリーグでの最優秀選手賞を受賞している。彼の父親はストーク・シティで活躍した人間発射台の異名を持つロリー・デラップであり、長くイングランドサッカーを見ている人であれば、なじみ深い名前だろう。
そんなデラップだが、今季のトップチーム昇格が明言されていたが、現状では今後の去就は不透明だ。その要因としてはトップチームが新たなストライカーを獲得するからだろう。現状ではガブリエウ・ジェズス、フェラン・トーレスに続く3番手のセンターフォワードだが、新しい選手が加入すれば4番手となり、出場機会も限られてしまう。であれば、以前話に挙がったストークへのローン移籍が濃厚か。
このようにトップチームでは戦力として見られていないデラップだが、まだ18歳の選手でそこまで悲観することはないだろう。近い将来彼がマンCの一番手のストライカーとなっていれば良いが。

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