リヴァプールで輝いていたF・トーレス photo/Getty Images
リヴァプール離れて失敗した者は多く
リヴァプールはイングランドと世界を代表するビッグクラブではあるものの、何度か主力を他クラブに奪われてきた過去がある。
近年で言うならば2018年にMFフィリペ・コウチーニョがバルセロナへ移籍。
コウチーニョと同じく、リヴァプールに残っていた方が良かったのではと思える選手は多い。
2011年にチェルシーへ移籍したFWフェルナンド・トーレスもそうだろう。
リヴァプールで圧巻の活躍を披露していたトーレスは、リヴァプールの選手としてプレミアリーグ通算102戦65得点と見事な数字を残していた。
コウチーニョもリヴァプールに残っていれば…… photo/Getty Images
リヴァプールで続ける未来も見たかった
ところが、チェルシーではプレミアリーグ110試合に出場して20得点しか奪えなかった。バルセロナ戦でチェルシーをチャンピオンズリーグ制覇へ導くゴールを決めたことで全部チャラといったところもあるが、数字の面では失敗の移籍と言っていい。
あのままトーレスがリヴァプールでプレイを続けていればどうなったのか。もう少し長くワールドクラスを維持出来たかもしれない。
同じストライカーでは、2004年にリヴァプールを離れてレアル・マドリードへ向かったFWマイケル・オーウェンも惜しかった。実力的にはレアル入りにふさわしい選手だったが、銀河系軍団でポジションを確保していくのは容易ではない。
結局1シーズンでレアルを退団し、ニューカッスルへ移籍している。あのままリヴァプールで長く続ける道があっても良かったか。
コウチーニョ、トーレス、オーウェン。3人とも特大の才能を持っていただけに、リヴァプールで長くプレイする未来も見てみたかった。

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