A代表でも左SBを務めるか photo/Getty Images
五輪では好パフォーマンス
日本代表は9月に行なわれるFIFAワールドカップアジア最終予選のメンバーを発表。注目の左SBには長友佑都と本職はCBながら東京オリンピックでSBを務めた中山雄太が選出された。
東京五輪では積極的なアップダウンを繰り返し、持ち前の対人の強さで左サイドを制圧した中山。グループステージ第2戦のメキシコ戦では相手のエースを完封して勝利を収めるなど、メダル獲得はできなかったが、自身にとっても大きな成長とアピールができただろう。
森保一監督も彼の戦いぶりを評価した上で選出したのだろう。得意のミドルシュートは見ることができなかったが、積極的なオーバーラップで攻撃参加した中山。オーバーエイジの酒井宏樹との両翼はそのままA代表でも起用していくのではないか。
もちろん長友にも主力としての大きな期待を寄せられているはずだ。だからこそ中山には長友を超えるようなアピールを求められる。長友とともにトレーニングを重ねることでも、さらに得るものがあるだろう。もし中山が長友に日本代表の左SBのスタメンの座を勝ち取ったら、世代交代を迎えるタイミングは今なのかもしれない。

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