マンUにも敗れてしまったウルブズ photo/Getty Images
トッテナム、マンU相手にもチャンス作ったのに……
不運の一言で片付けてしまっていいものなのか。
今季のプレミアリーグも第3節まで消化したが、57本もシュートを打ちながら無得点に終わっているチームがある。
3連敗で18位に沈むウォルバーハンプトンだ。
ウォルバーハンプトンのスケジュールはやや不運で、開幕戦でレスター・シティ、第2節でトッテナム、第3節ではマンチェスター・ユナイテッドと対戦することになり、いずれも強敵だった。3連敗になるのも仕方がない。
ただ、決して守勢に回っていたわけではなかった。シュート数では3試合ともウォルバーハンプトンが上回っていたのだ。
レスター戦では17本、トッテナム戦では25本、マンU戦では15本もシュートを放ち、優勢に試合を運んでいる時間帯もあった。快速FWアダマ・トラオレを中心としたカウンターアタックにもキレはあったのだが、打っても打っても入らない。
3試合とも0-1の僅差で敗れており、大量点を奪われて負けるケースとは一味違ったショックがある。
ここまでプレミアのクラブで50本以上シュートを打っているのはウォルバーハンプトンの他にウェストハム(51本)、マンチェスター・シティ(59本)、リヴァプール(70本)の3チームのみ。
ウォルバーハンプトンもマンU戦では何度も決定機があったのだが、最後までネットは揺らせなかった。チャンスを作れていることはポジティブなことで、まずは代表マッチウィーク明けの9月11日に行われるワトフォード戦で初得点を奪いたいところ。
いったいスタジアムに戻ってきたサポーターはいつ歓喜の声を上げられるのか。