アメリカの地で躍動する久保 photo/Getty Images
予想とは異なる成長に
遠藤航、南野拓実、浅野拓磨、植田直通ら海外で活躍する選手たちは、2016年のリオデジャネイロ五輪世代にあたる。
五輪本番はグループステージ敗退と残念な結果だったが、今や彼らはA代表の主戦力だ。
そんな中、リオ世代の中心人物でありながら思うようなキャリアを描けていなかった者がいる。当時のチームでは1、2を争う実力者だったFW久保裕也だ。
久保はリオデジャネイロ五輪出場をかけたアジア予選でも絶対的な戦力だったのだが、A代表ではポジションを掴めず。現在はアメリカ・MLSのFCシンシナティでプレイしている。これは予想していたキャリアとは少々異なるだろう。
しかし、実力が衰えたわけではない。欧州5大リーグではないMLSの試合が日本で話題になる機会は少ないが、現在の久保はMLSで興味深い変化を遂げているのだ。
久保は若い頃より思い切りのいいアタッカーだったのだが、シンシナティではセントラルMFを担当する機会が増加。今季はそのポジションを中心に42回のタックル勝利数を記録しており、これはMLS公式によればリーグ3位の数字だ。
ポジションの影響もあってか21試合で0得点0アシストとなっているのが寂しいところだが、守備面での貢献度は大きいと評価されているのだろう。若い頃の久保からは想像のつかない数字だ。
現在の久保は27歳。

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