古橋のトップ起用は実現するのか photo/Getty Images
最終予選3試合で大迫を起用も
日本代表はFIFAワールドカップのアジア最終予選でサウジアラビアと対戦し0-1と敗れた。日本は決定機を決めきることができずにスコアレスで前半を折り返すと、71分に柴崎岳のパスミスを奪われて決勝点を決められてしまった。
前半に迎えた決定機を決めきることができれば、試合はまったく違った内容だったかもしれない。それだけに大迫勇也ら攻撃陣がゴールネットを揺らせなかったことはチームにとってかなり悔やまれることだろう。
次戦はオーストラリア代表と対戦する。日本は3戦すべてで大迫が1トップを務めているが、前線の起点となる役割を任せられている。しかしオーストラリアのCBの壁は高くスタメンに名を連ねるハリー・サウターは、198cmと長身で強靭なフィジカルを武器にする。大迫にロングボールを供給する戦い方では非常に分が悪い。
その代わりに古橋を1トップで起用するのはどうだろうか。裏への抜け出しが上手くゴール前での得点能力の高さを発揮する彼は、現在も屈強なDFが数多く在籍するセルティックで得点を量産。また大迫との2トップでCBを釣り出し、その裏を狙わせることも可能だ。
3試合ですでに2敗を喫してしまった日本。W杯出場へ負けることは許されないところまで追い込まれている。システムやメンバーの変化がチームを良い方向へと導くポイントとなるかもしれない。

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