同点弾を決めたチョン・ウヨン photo/Getty Images
フライブルクで今季3得点
フライブルクはライプツィヒと対戦して1-1のドローで終了した。同点弾を決めたのは今季からチームに加入したチョン・ウヨンだ。
1点ビハインドの63分、左サイドからのクロスに頭で合わせたチョンが、ゴールネットを揺らして同点弾を決める。DFのマークが甘いと見るや、キッカーに対し、自分の少し手前にクロスを出すことを指示。要求通りのボールにフリーで合わせて貴重な勝ち点1の獲得に貢献した。
ヴィッセル神戸でプレイしたチョン・ウヨンとは別人の22歳。バイエルンのアカデミーで活躍したチョンは、2018-19シーズンにトップチームデビューも果たす。翌年からはフライブルクへ移籍し、昨季は26試合4得点を記録。今季もすでに3ゴールを決めるなど、ブレイクに大きな期待がかかる。
ブンデスリーガで結果を残し、世界でも有数のプレイヤーへと躍進したソン・フンミンのような成長もあるだろう。ウイングのポジションで積極的に仕掛けることができ、得点への能力も高いため、ソンのような選手になる素質を持ち合わせている。ドイツで躍進するプレイヤーが今後もさらなる輝きを見せるかもしれない。