ハットトリックを決める三笘 photo/Getty Images
三笘の得点で首位に立つ
三笘薫がロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズで、リーグ初得点を含む3得点の活躍を見せた。セラン・ユナイテッドに4-2で勝利し、昇格初年度ながらリーグ首位に立つ番狂わせを起こしている。
ベンチスタートとなった三笘は、2点ビハインドに加えて退場者を出す厳しい状況下で途中出場を果たす。すると自身の武器であるドリブルを活かして突破をはかり、最後はゴールを決めて1点差に迫る。
さらに同点に追いつき迎えた76分には逆転ゴールとなる自身2点目を決めると、90分にも倒れ込みながらゴールネットを揺らしハットトリックを達成。逆境に追い込まれたチームを勝利に導く大活躍を見せた。
ここまでリーグ戦で5試合連続の途中出場となっている三笘。チームにおいても流れを変える切り札としての起用が考えられている。守備陣も試合の途中から独特なドリブルを武器とする三笘と対峙するのは、やりづらさを覚えるだろう。
この調子をキープできれば、11月の日本代表で彼の名前が見られるかもしれない。オーストラリア戦での戦術フォーメーションを今後も使用すると考えたらならば、南野拓実の控えとして途中からの起用も考えられるはずだ。途中で流れを変える存在として日本代表でも重宝されるのではないか。