コロンビア代表を引っ張ってきたハメス photo/Getty Images
当時のW杯では得点王に
サッカー界では、1シーズンだけ驚異的な活躍を披露する選手が時折出てくる。
有名なところでは、2012-13シーズンにプレミアリーグのスウォンジーで爆発したFWミチュだ。
その後は怪我に悩まされるキャリアとなってしまったが、ミチュは当時のシーズンで22得点5アシストと圧巻の活躍を披露。その時のことを記憶しているサッカーファンは多いはずだ。
米『Bleacher Report』はそんな1シーズン限りのワンダーボーイを紹介しているのだが、興味深いのはそこにコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの名前が入っていることだ。
ハメスについて同メディアは、2014年のワールドカップ・ブラジル大会が1つのピークだったとの見方を示している。
ハメスはこの大会でコロンビア代表をベスト8へ導き、自身も6得点を挙げて大会得点王に。その活躍からレアル・マドリードへ移籍したが、レアルでは思うようなキャリアを描けなかった。決して悪いパフォーマンスだったわけではないが、2014年のワールドカップと同じ活躍は披露できなかったか。
現在はカタールのアル・ラーヤンへ移籍しており、欧州でのキャリアは少々ほろ苦いものとなった。
他には2018-19シーズンにセリエAで22得点を記録した現ヘルタ・ベルリンFWクシシュトフ・ピョンテクの名前も挙がっている。
ピョンテクは2018-19シーズン途中にジェノアからミランへ移籍したが、結局ミランのエースにはなれず。ヘルタへ移籍してからも一昨季は4点、昨季は7点と湿り気味だ。ジェノアでの爆発が何だったのかは一つの謎と言っていい。
ハメスが彼らと同じカテゴリーに入っているのはさすがに厳しいかもしれないが、ハメスはあのワールドカップ限りの活躍だったのか。