ティーレマンス争奪戦が行われそうだ photo/Getty Images
中盤で存在感を発揮することができる
リーグ優勝を果たした「ミラクル・レスター」以降、力を付けているレスター・シティ。昨季も5位でのフィニッシュとなっており、CL権獲得の4位まであと一歩のところまで迫っている。
しかし、蓋を開けると4勝2分3敗の9位に。直近では公式戦3連勝と調子を上げてきたが、上位4クラブを目指すのなら物足りない数字だ。まだ今季は始まったばかりだが、早めに修正しなければ今季もまたCL権を逃すことになる。
このように指揮官であるブレンダン・ロジャーズからすれば悩みが多い今のレスターだが、主力選手が契約延長を拒んでいるようだ。
英『90min』によれば、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスが未だにクラブと契約延長の話に進展がないといわれており、CL出場を目指すティーレマンスが移籍するのではと考えられている。
確かにCLの舞台に立つには今のレスターでは不安定であり、もう一つ上のランクに行く必要がある。候補としてはマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールあたりか。
マンUはボランチの戦力不足問題を常に抱えており、ティーレマンスであれば解決できる。レッズも今夏の移籍市場では噂されていたクラブであり、中盤のハードワークができるティーレマンスは合致する戦力だ。
攻撃では正確なパスやミドルシュート、守備では豊富なスタミナを生かしたチェイシングを武器としているティーレマンス。24歳とまだ若い選手であるが、ビッグクラブへ移籍するなら今がベストなタイミングではないだろうか。