アラベス戦も勝てなかったバルセロナ photo/Getty Images
アラベス戦はスタンドが寂しいものに
リオネル・メッシが去り、チームも思うように白星を増やせない。今のバルセロナが魅力を欠いているのは間違いない。
サポーターの熱量も冷めているのか、今節1-1で引き分けたアラベス戦では本拠地カンプ・ノウに3万7278人しか観客が入らなかった。
いつでも熱気に包まれてきたカンプ・ノウは9万人越えの観客を収容できるが、アラベス戦では半分も入らなかったことになる。
スペイン『Tribuna』によれば、週末のリーグ戦で3万7278人しか入らなかったのは2001年のビジャレアル戦以来のワースト記録だという。アラベスはビッグクラブではないが、それでもカンプ・ノウがガラリとしているのは寂しい。
同メディアも心配になる数字と取り上げており、サポーターの熱が冷め始めているのかもしれない。
取り戻すには、スター選手の登場と魅力的なスタイル、そして何より勝利が必要だ。サポーターはそれを求めてカンプ・ノウへ駆けつける。
2000年代前半から後半にかけてはロナウジーニョが観衆を魅了し、それからはメッシが登場した。メッシを一目見ようとカンプ・ノウに海外から足を運ぶ人も多かったはずで、ビッグクラブにはいつの時代もスター選手が必要だ。
噂されるシャビ・エルナンデスの帰還はサポーターを振り向かせる効果があるはずだが、メッシに代わる新たなスターは出てくるのか。今のバルセロナは明らかに人気を落としている。