ベリンガムのイングランド復帰はあるか photo/Getty Images
ブライトン戦でケイタが再び離脱
今季MFの怪我人が増えているリヴァプール。彼らがすでに来季へ向けて中盤の強化に打って出るかもしれない。
英紙『Liverpool Echo』では、リヴァプールがベリンガムに対して8000万ポンド(約125億円)で獲得を目指していると報道。しかしドルトムントは彼の値打ちを1億100万ポンド(約158億円)と設定しているため、交渉の余地があるようだ。
昨季はCBの主力が全員離脱するなど、厳しいシーズンを送ったリヴァプール。今オフにはイブラヒマ・コナテを獲得するなどCBの充実を図っているものの、今季はMFで同じ結果を繰り返しているようにも見える。
今オフにはジョルニジオ・ワイナルドゥムが退団。後釜の獲得を期待されるも中盤の補強はなく、開幕頃はハーヴェイ・エリオットが務めていた。しかしエリオットもリーズ・ユナイテッド戦で足首を負傷。その後はチアゴ・アルカンタラ、ファビーニョ、ジェイムズ・ミルナー、ナビ・ケイタとMF陣が続々と怪我による離脱を繰り返している。
昨季のような長期離脱ではないため、緊急性は少ないものの、ベリンガムは来シーズンに向けてもすでに補強の候補として挙げられているようだ。すでにトップレベルのパフォーマンスを見せており、現在18歳と若く今後の成長も期待できるベリンガムの獲得は、リヴァプールの来季以降の将来にとっても大きな補強となるだろう。
ユルゲン・クロップ監督の大きな敵が、マンチェスター・シティやチェルシー以上に負傷離脱であることは明白だろう。若手選手の成長は著しいものの、ブライトン戦でも駒が少なくディオゴ・ジョタや南野拓実の投入は遅かった。