久々の実践復帰となった興梠慎三 photo/Getty Images
興梠投入後に勢いを増す
浦和レッズは明治安田生命J1リーグ第34節で川崎フロンターレと対戦。前半に1点をリードされる展開となったが、終盤に追いつき勝ち点1を獲得した。
キャスパー・ユンカーがコンディション不良によりベンチ外となった今試合。1トップに江坂任を据えてトップ下には小泉佳穂を起用する“偽9番”の前線となった。序盤は江坂が下りることでスペースを生み、2列目が飛び出すことでチャンスを作れていた。
しかし川崎が対応し始め、江坂をサイドにおびき寄せることで中央には関根貴大と小泉佳穂の2枚のみとなり、起点となれる選手がいなくなってしまう。ここ数試合で武器となっていた山中亮輔のクロスも不発に終わった。
78分に興梠慎三を投入してからは前線に起点ができることで、江坂の選択肢を広げる。小泉と途中出場の伊藤敦樹から圧をかけられたのも、江坂だけでなく興梠がもう1人の起点となったことで川崎の守備陣に混乱が生まれたからだ。
残り試合は上位勢との対戦を残す浦和だが、来季に向けてもストライカーの存在は必要だ。江坂の相棒となるストライカーが存在すれば、江坂の“偽9番”としての動き出しもさらに活用される。それこそ柏レイソル時代に相性の良かったマイケル・オルンガのような存在がほしいところだろう。
浦和はFWに興梠とユンカー、木下康介の3人がいるものの、ユンカーはコンディションが安定せず、興梠は怪我がちで木下も出場機会を得られていない。来季は京都橘高校から木原励が加入するが、リーグ優勝を狙うなら、もう1枚FWの獲得は必要となるかもしれない。

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