マンUでプレイしていたヤヌザイ photo/Getty Images
今はスペインで奮闘中
今季上位争いに食い込んでいるレアル・ソシエダでは、リーグ戦で6得点を奪っているFWミケル・オヤルサバル、3得点のFWアレクサンデル・イサクらがチームを引っ張っている。
本来はその流れに乗ってほしいのだが、ここまで物足りない結果となっている者がいる。
もう26歳になったベルギー人MFアドナン・ヤヌザイだ。
ヤヌザイといえばマンチェスター・ユナイテッドで香川真司と同時期にプレイしたアタッカーで、デイビッド・モイーズの下でブレイクした次世代のスター候補だった。
マンUでの活躍から有名な存在にはなったものの、それ以降は鳴かず飛ばずだ。ドルトムントへのレンタル移籍も上手くいかず、現在所属するソシエダでも成績は今一つ。
ここまでソシエダでは通算139試合に出場し、19得点19アシスト。ベルギーの次代を担うと期待されていた男としてはかなり寂しい数字だ。
今季もリーグ戦にて454分間のプレイタイムが与えられているが、0得点0アシストと結果が出ていない。ソシエダの主役はオヤルサバル、イサクら年下だ。
今夏のEURO2020でもベルギー代表には入れず、忘れていた人も多いのではないか。26歳と中堅世代に突入したが、ここからの挽回は厳しいか。