ファン・ダイクと“勝負しない”選択肢 ウェストハムの狙い通り...の画像はこちら >>

3点目を決めたズマ photo/Getty Images

ズマが決勝点となるゴールを挙げる

プレミアリーグ第11節でウェストハムはリヴァプールと対戦。3ゴールを奪って3-2と勝利し、今季無敗だったリヴァプールに初黒星を付けた。

決勝点となったクルト・ズマの得点はウェストハムの狙いが出たゴールだったといえる。

2-1で迎えた74分、CKを得たウェストハムは右からのキックがファーサイドに流れると、ズマが頭で合わせてゴールネットを揺らした。このシーンでズマは完全にフリーとなっており、リヴァプールは守備の対応が遅れてしまった。

リヴァプールにはジョエル・マティプに加え、世界最高峰のDFであるフィルジル・ファン・ダイクがいる。彼らとの勝負に勝てるFWは、世界中を探してもごく少数だろう。ウェストハムはそのファン・ダイクと勝負をさせないことでフリーの形を作った。

ウェストハムはCKを蹴るタイミングで、GKアリソン・ベッカーの前にFWを立たせている。そして中央に選手を集めてファン・ダイクにマークを付かせると、キッカーのジャロッド・ボーウェンは、密集地帯を避けるように高いボールを供給。ファン・ダイクの頭を超え、中央からファーへと流れたズマがフリーでシュートを放った。

長身の強力CBとの勝負を避け、彼らがいないエリアを的確に突いた得点となった。ズマの動き出しや、ボーウェンの高精度のキックもあり、ウェストハムの狙い通りの得点だったといえる。

編集部おすすめ